“射方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いかた50.0%
うちかた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めえさんの持ち矢はもう終えたのか。それじゃ今度は俺の番だ……俺の弓には作法はねえ。そうして掛け声も掛けねえのさ。黙って引いて黙って放す。これが猟夫かりゅうど射方いかただあね
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
射方うちかたはじめ」の命令がいつかかるか。ねらいをつけた砲口は、敵のかげを追って、動いている。いまは、弓をぎゅーっとひきしぼったところだ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)