寒心太かんてん)” の例文
この習慣が今の生糸や寒心太かんてんの産業を生み且つ発達させた。私の住んでゐる寒村の人々が、厳冬の湖上に於て、昼夜となく働いてゐるといふことは、その諏訪人の気風の片鱗である。
諏訪湖畔冬の生活 (新字旧仮名) / 島木赤彦(著)