“孫悟空”の読み方と例文
読み方割合
そんごくう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、勇敢にして天真爛漫てんしんらんまん聖天大聖せいてんたいせい孫悟空そんごくうや、怠惰たいだな楽天家、天蓬元帥てんぽうげんすい猪悟能ちょごのうとともに、新しい遍歴へんれきの途に上ることとなった。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
足とこしほねを二つ三つたたくと、孫悟空そんごくう急用きゅうようにでかけたように、燕作のからだは鳥居のまえから見ているうちに小さくなっていった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ギリシャ神話にはねの生えた靴を穿いている神様があります。西遊記の孫悟空そんごくう觔斗雲きんとうんに乗って一瞬に千里を走るのです。速度の夢ですね。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)