嫗岳うばたけ)” の例文
かねの針にきずつけられて命終るといい、普通には穴の口に近よって人が立聴きするとも知らずよもぎ菖蒲しょうぶの葉の秘密を漏した話などになっており、嫗岳うばたけ大太童だいだわらわのごとく子孫が大いに栄えたという場合は
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)