“妖怪変化”のいろいろな読み方と例文
旧字:妖怪變化
読み方割合
ようかいへんげ88.0%
えうくわいへんげ12.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或いは山男やまおとこだとか、山姥やまうばだとか、はては鬼などとか呼ばれて、まるで人間ではない、妖怪変化ようかいへんげの仲間の様に思われてしまいました。
「私たちの若い頃は墓地へいってやったものです。子供ながら一刀をさしはさんで、妖怪変化ようかいへんげ出てきたらば斬り捨てんという意気ごみでした」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
昨夜の妖怪変化えうくわいへんげ雲散霧消うんさんむせうしてしまつたのだ。大判のタオルにくるまり、急いで二階へけ上る元気が出た。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
父は奇蹟を信じ妖怪変化えうくわいへんげの出現を信じて、七十歳を過ぎて此世を去つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)