如露ぢよろ)” の例文
唖娘はまい朝早く起きて、この花園の土に素足になつて、手には重たい如露ぢよろをさげて、薔薇の間を縫ひながら、花に水をやるのが仕事でした。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)