“女人禁制”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にょにんきんせい33.3%
にょにんきんぜい33.3%
によにんきんせい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天狗てんぐ生活せいかつくらべたら、女人禁制にょにんきんせい禅寺ぜんでら男子禁制だんしきんせい尼寺あまでら生活せいかつでも、まだどんなにも人情味にんじょうみたっぷりなものがありましょう。
寒空さむぞらに月が凍りつくように光っている夜だったよ。私を山へ連れて登ってくれというのだ。私は比叡山ひえいざん女人禁制にょにんきんぜいで女は連れて登るわけに行かないと断わったのだ。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
いのらん者と一に思ひこみしかば夫よりして秋葉山へ遙々はる/″\と登しが本社は女人禁制によにんきんせいなるゆゑ上る事ならず因て玉垣たまがきの外にていのり居しに早晩いつしか夜に入ければいざや私が家へ戻らんとがけの道へ來かゝるに茶店ちやみせ仕舞しまひたるが在しにぞ是れ屈竟くつきやうなりとさゝの葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)