天涯孤独てんがいこどく)” の例文
彼は、親には早く死にわかれ、兄弟もなければ妻子さいしもなく、天涯孤独てんがいこどくの身の上だった。財産だけは、親譲おやゆずりで相当のものが残されていた。
脳の中の麗人 (新字新仮名) / 海野十三(著)