大臣様おおおみさま)” の例文
「今度飛鳥あすか大臣様おおおみさまの御姫様が御二方、どうやら鬼神おにがみのたぐいにでもさらわれたと見えて、一晩の中に御行方おんゆくえが知れなくなった。」
犬と笛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そこでまん中に立った大臣様おおおみさまは、どちらの云う事がほんとうとも、見きわめが御つきにならないので、侍たちと髪長彦を御見比べなさりながら
犬と笛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「飛べ。飛べ。飛鳥あすか大臣様おおおみさまのいらっしゃる、都の方へ飛んで行け。」と、声を揃えてわめきました。
犬と笛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)