そのみちでとなりの女のあたらしい着物であるくのを見かけ、くやしいものだから甕の中から悪口をいう。その問答もんどうを島の言葉でこういうふうにいったと『壱岐島昔話集いきのしまむかしばなししゅう
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)