塔中たつちう)” の例文
もとから好きなところだつたが、先年、大徳寺塔中たつちう聚光院に一夜を御厄介になつてから、樹々にわたる風を、齒にしみるやうに思ひ出す土地だ。
(旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)