塑像家そぞうか)” の例文
葉子が庸三の近くに家を構えていた時分、よく北山を訪ねて来て、清純な恋愛を葉子にも訴え訴えしていた若い塑像家そぞうかうわさも出た。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)