垣根添かきねぞ)” の例文
垣根添かきねぞいの木の間からは、種々な色の薔薇ばらの花が夕闇ゆうやみの中にもちらほらと見えていた。葉子はこのごろの貞世はほんとうに変だと思いながら、愛子の縫いかけの布を取り上げて見た。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)