垂綸三昧すいりんざんまい)” の例文
一旦、編笠をかたげてこちらを見たが、やがて、もとの通りに面を伏せて、無心な垂綸三昧すいりんざんまいの境地を取戻している様子です。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)