地口ぢくつ)” の例文
だから讀者の方では、難有い教訓を得て啓發されたと思ふよりも、やあ又面白く地口ぢくつたな才子だなと感ずる。又警句を吐いて人を驚かさうとして居るものと考へる。
「額の男」を読む (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)