この突起は嗅神経葉きゅうしんけいようと名づけるもので、鼻へゆく神経の基であるが、この部は人間や猿では大脳の下に隠れてあるゆえ、上面からは見えぬ。
脳髄の進化 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)