喚上メサ)” の例文
殊に其中の「あがヌシ御魂ミタマたまひて、春さらば、奈良の都に喚上メサげたまはね」とある一首は、よごととしての特色を見せてゐる。
又、其后の白しのまゝに、みちのうしの王の女等、比婆須比売命、次に弟比売命(次に弟比売命……命……命とあるべき処だ)次に、歌凝比売命、次に円野比売命、併せて四柱を喚上メサげき。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
又、其后のもうしのまゝに、みちのうしの王の女等、比婆須ひばす比売命、次に弟比売命(次に弟比売命……命……命とあるべきところだ)次に、歌凝うたごり比売命、次に円野まとの比売命、併せて四柱を喚上メサげき。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)