“善知識”の読み方と例文
読み方割合
ぜんちしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより一切の仏教はいかなる者にも存在して居るに相違ないけれども、昔善財童子ぜんさいどうじが五十三人の善知識ぜんちしきを天下に尋ね廻ったということがある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
わしにはこれまでんだ御經おきやうより、餘程よつぽど難有ありがたくてなみだた。まことに善知識ぜんちしき、そのおかげおほきにさとりました。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
善知識ぜんちしきにて人の尊敬そんきやうも大方ならずと承まはれば是へ布施ふせ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)