善根宿ぜんごんやど)” の例文
大抵廻国の頭陀ずだか、浮浪民かで、いわゆる一処不住の旅芸人、或いは渡り職人、旅商人とか、乞食法師とかの類であったが、かかる類の者は、善根宿ぜんごんやどとして修行者を宿泊せしめる場合のほかは
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)