“君父”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くんぷ50.0%
きみかぞ25.0%
キミ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何物かとはいわゆる時代の精神である。当時のさむらいは、君父くんぷの仇をそのままに差いては、生きて人交りができなかった。彼もその精神に押しだされたのである。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
一にいはく、やはらぎを以て貴しとし、さかふこと無きをむねと為せ。人皆たむら有り、またさとれる者少し。これを以て、或は君父きみかぞしたがはずして隣里さととなりたがふ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「きんまもん」なる霊神は、「真物君父キミ」の義に過ぎない。かうした事は、更に台湾にもある。