“名詮自性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みょうせんじしょう75.0%
めいせんじしょう12.5%
ミヤウセンジシヤウ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの命名は客観的にその人々の特徴とくちょうを言い現したものだといえば、名はたいをあらわすといわれる、いわゆる名詮自性みょうせんじしょうとやらである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
どういう間違った生れつきか、人なみはずれた長い顎を持っているので名詮自性めいせんじしょうして、曰く、アコ長。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
同じ信州松本地方のものづくり或は名詮自性ミヤウセンジシヤウのけやきのわかぎ、小田原で楢の木にならせる団子の木、岡市氏の報告せられた北河内の餅花(郷土研究三の一)などを見ると
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)