“参謀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんぼう85.7%
サンボヲ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少佐は其の人達を僕に紹介して呉れましたが、一人は参謀さんぼうの川沼大尉、他の一人の阿佐谷あさがや中尉と二人の兵士は通信係の人達でした。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
この花田、石川、田村の三少年は、小学生のころから、少年探偵団にはいって、いまでは小林団長の参謀さんぼうというような、重い役目をつとめています。
虎の牙 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
池蔵ハ此頃八度の戦ダン〻軍功もこれあり、此頃長州ニては遊撃軍イウゲキグン参謀サンボヲ(はかりごとにあづかる人)と申ものニなり、其勇気ありて諸軍をはげまし候事故、もの見のヤクをかね一軍四百人の真先マツサキニ進ミて