“厠上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しじょう66.7%
しじやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厠上しじょう」のほうは人によると現在でも適用するかもしれない。自分の知っている人の内でも、たぶんそうらしいと思われるほどの長時間をこの境地に安住している人はある。
路傍の草 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
彼は度たび本を前に夜を徹したことを覚えている。いや、几上きじょう、車上、厠上しじょう、——時には路上にも熱心に本を読んだことを覚えている。木剣は勿論もちろん「水滸伝」以来二度と彼の手に取られなかった。
抛下はうかす、吾家ごかの骨董羹。今日こんにちきつし得て珍重ちんちようならば、明日みやうにち厠上しじやうに瑞光あらん。糞中の舎利しやり大家たいかよ。(五月三十日)