“南蛮渡”の読み方と例文
旧字:南蠻渡
読み方割合
なんばんわた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんどう返しと呼ぶ非常口は、武家屋敷の主人の居間近くには、必ずどこかに伏せられてあると聞いたが、当時、珍しい南蛮渡なんばんわたりの大鏡を壁にはめこんで、そこから一体どこへつづいているのだろう。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)