“千秋万歳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
センズマンザイ50.0%
せんしゅうばんざい16.7%
せんずまんざい16.7%
センジユマンザイ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千秋万歳センズマンザイと言へば、しかつめらしいが、民間のものよしと替る所がなく、後々はものよしの一部の新称呼とまでなつて了うた。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
皇室の御栄おんさかえあらせらるることは、われわれ国民にとってまことに喜びにたえませんことで、千秋万歳せんしゅうばんざい
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
千秋万歳せんずまんざいと称して、正月の四日五日に禁廷に罷り出でて色々の曲舞くせまいを奏した者も、亦唱門師であった。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
其が、進むと千秋万歳センジユマンザイである。此は、平安朝に早く現れて、而も人の想像する程の変化もなく、近代の万歳芸に連接してゐるのである。