“剴切”の読み方と例文
読み方割合
がいせつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで今彼は、きわめて剴切がいせつにそれを証明したので、みんなさも納得したような顔をしているところだった。
それでただ今校長及び教頭のお述べになったお説は、実に肯綮こうけいあたった剴切がいせつなお考えで私は徹頭徹尾てっとうてつび賛成致します。どうかなるべく寛大かんだいのご処分をあおぎたいと思います
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それにも極めて剴切がいせつな意見を述べ、県本金庫の手で行われた審査について議論がはじまれば、裁判上のからくりにもまんざら無智でないことを示し、玉突の話が出れば