“六道輪廻”の読み方と例文
読み方割合
ろくどうりんね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、霊魂不滅論をだんだん進めてここに至れば、仏教の三界流転、六道輪廻ろくどうりんね説をも弁明せねばならぬことになりました。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
そうか、その美しい尼さんがいたらどうする、いなかったらどうする、どうもこうもありはしない、ただ六道輪廻ろくどうりんねの道筋をたずねてみたいばっかりだ、と答えれば、まず上出来の方である。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これらの点をよくよく考えきたらば、霊魂不滅はもちろん、仏教のいわゆる三界流転さんがいるてん六道輪廻ろくどうりんねですらも、いくぶんか分かるようになりましょう。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)