“公孫瓚”の読み方と例文
読み方割合
こうそんさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公孫瓚こうそんさんは、味方をかえりみて、「果てしもない懸引き、思うに、敵の備えは虚勢とみえる。一息につぶして、盤河橋ばんがきょうをふみ渡れ」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
公孫瓚こうそんさん辺警を聞くごとに、すなわち色をはげしくし気を作して、讎に赴くがごとし、かつて白馬に乗り、また白馬数十匹をえらび、騎射の士を選ぶ、づけて白馬義従とす、以て左右翼と為して
総帥の袁紹も、はなはだ冴えない顔をしていたが、ふと座中の公孫瓚こうそんさんのうしろに立って、ニヤニヤ笑みをふくんでいる者が眼についたので
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)