“八卦屋（はっけや）” の例文
辻の八卦屋（はっけや）みたいな高慢な顔をしていった言葉が、全部いい加減な出鱈目（でたらめ）だとすると、それはいったい何を意味することになるでしょう。
銭形平次捕物控：101 お秀の父 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
「分っている？　まあ、八卦屋（はっけや）さんみたいだこと」
鳴門秘帖：02 江戸の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「まるで広小路に陣を布（し）いている八卦屋（はっけや）だね」
銭形平次捕物控：150 槍の折れ (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)