先手衆さきてしゅう)” の例文
このときは、並木本村なみきもとむら下幸村しもゆきむら鹿沼新田かぬましんでんの三か所に、御造営中あらたに関所を設け、お先手衆さきてしゅうひと組ずつとし番で勤めたものです。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
信長の弟信行のぶゆきの臣が、叛乱を起した折も、信長の先手衆さきてしゅうに交じって行き、やいばも折れるような奮戦をした。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)