“偽飾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつはり33.3%
いつわり33.3%
ぎしょく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草履脱いでのつそりと三畳台目の茶室に入りこみ、鼻突合はすまで上人に近づき坐りて黙〻と一礼する態は、礼儀にならはねど充分に偽飾いつはりなきこゝろ真実まことをあらはし
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
草履脱いでのっそりと三畳台目の茶室に入りこみ、鼻突き合わすまで上人に近づき坐りて黙々と一礼するさまは、礼儀にならわねど充分に偽飾いつわりなきこころ真実まことをあらわし
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
十常侍たちの見せる「偽飾ぎしょく」ばかりを信じられて、世の中の「真実」というものは、何ひとつご存じなく死んでしまわれた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)