“信号旗”のいろいろな読み方と例文
旧字:信號旗
読み方割合
しんごうき66.7%
しんごうばた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あっ、飛行機がなにか放りだした。おや信号旗しんごうきらしい。はて、これは変てこだわい」
人造人間エフ氏 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もちろん、まだどろぼうが貨車の中にぐずついていようとは思わなかったけれど、用心ようじんのために、そばにあった信号旗しんごうきのまいたのを、右手に持ち、左手にランプを高くさし上げて、用心ぶかすすんだ。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
の赤い信号旗しんごうばたがのぞまれたので、全船隊は「すわ!」とばかり船楯ふなだてにむらがり立ッて、海ばらの八方に、眸をこらしあったものだった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)