“何刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんどき92.4%
なんとき3.8%
いつ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう何刻なんどきごろか。表の方では、花聟の列でも着いたのか、銅鑼どらや太鼓の音。そして“聟迎えの俚歌さとうた”などが賑やかに聞えだしている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ああ、もう何刻なんとき生命いのちやら——おお! 中庭で、この軍使を煮る油を沸かしはじめました。ああ、何という恐しい! (と眼を覆う)
「ところで、昨夜お前が橋場から歸つたのは何刻いつだ」