“伊国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
イタリア40.0%
いこく20.0%
いたりや20.0%
イタリー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の様に云って分れて居れば其のうちに貴方の心が此方へ向く事に成るかと思い夫で伊国イタリアへ行きました。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
現に僕は伊国いこくに於ても仏国にでもかくの如き人あることを知っている。また独逸ドイツにも同様の人が今は追放同様の身になっているのを知っている。
真の愛国心 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
伊国いたりやなどで、女の刺客が何うかすると此の様なのを用いたが、極めて鋭いから少しの力で人を刺す事が出来るけれど、其の代り創口が余り微妙で
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
伊国イタリー人だろうか、イギリス人だろうか。いや、イギリス人には、こんな美人はいない。躯の小さいところといい、相当肉づきのいいところといい、ひょっとしたらフランス人じゃないかなあ
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)