“今夕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんせき80.6%
こんゆう12.9%
こんゆふ6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢沢 されば、今夕こんせきのお慰みに——いや、おなぐさみと申しては、奎堂先生に失礼でござるが、一同の刀を相せしめましてはいかがで。
稲生播磨守 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「へんなこともあるものじゃ——まさしゅうこれは家康公いえやすこうのお手紙で、おまけに今夕こんゆうのお日附ひづけとなっている」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今夕こんゆふはもう心の上にはをつたものは脱ぎすて、素つ裸になつて、盛んに感情をのみ動かして居た。
公判 (新字旧仮名) / 平出修(著)