五指川ファイブ・フィンガースにつくと犬の食餌が無くなつた、すると年寄つて歯もなくなつたインディヤンの女が、数封度の凍つた馬の皮と
最初の日は三十五マイル歩いて「大鮭川ビッグ・サマン」に達し、次の日にはまた三十五マイルで「小鮭川スモール・サマン」に達し、また次の日には四十マイルで、「五指川ファイブ・フィンガース」によほど近いところまで行つた。