“五十鈴”の読み方と例文
読み方割合
いすず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さては五十鈴いすずの流れ二見ふたみの浜など昔の草枕にて居眠りの夢を結ばんとすれどもならず。大府おおぶ岡崎御油ごゆなんど昔しのばるゝ事多し。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
山口定雄の一座、その後に佐藤歳三の一座が出ていた事だけ記憶している。今の映画女優山田五十鈴いすずの父山田九州男くすお(女形)も出ていたと思う。間違っているかも知れない。
浅草むかしばなし (新字新仮名) / 永井荷風(著)
この二柱の神は、拆くくしろ五十鈴いすずの宮いつき祭る。次に登由宇氣とゆうけの神、こはつ宮の度相わたらひにます神なり。次に天の石戸別いはとわけの神、またの名は櫛石窻くしいはまどの神といひ、またの名はとよ石窻の神といふ。