“五位”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごい75.0%
ごゐ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早朝から正成は身浄みぎよめして自室にこもっていたが、やがて五位ごいじょうの衣冠をただし、供にも南江正忠、矢尾ノ常正など、いつにない列伍をただして出て行った。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やはり好色な隣の五位ごいが導いて来た人に違いないと惟光これみつを疑っているが、その人はまったく気がつかぬふうで相変わらず女房の所へ手紙を送って来たり、たずねて来たりするので
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)
五位ごゐ入道にふだう 阿弥陀仏よや。おおい。おおい。
往生絵巻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)