久保田万太郎くぼたまんたろう これも多言たげんを加ふるを待たず。やはり僕が議論を吹つかければ、忽ち敬して遠ざくる所は室生と同工異曲なり。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
僕達はこんな事を云って、ボツボツ来始めた人達を案内しているところへ、自動車で駈け付けたのは、泉鏡花、喜多村緑郎、久保田万太郎くぼたまんたろうなどの諸氏であった。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)