“丙戌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヒノエイヌ50.0%
ひのえいぬ25.0%
へいじゆつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツ、王ハ、丙戌ヒノエイヌノ年ヲモッテ生マル。イヌハ犬ニ属ス。最モ犬ヲ愛スルノ信ナカルベカラズト。王、コレヲ然リトス。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よりて以て盟ひてのたまはく、若しちかひたがはば、たちまちに朕が身をうしなはむ。皇后の盟ひたまふことた天皇の如し。丙戌ひのえいぬ車駕すめらみこと宮にかへり給ふ。己丑つちのとうし、六皇子共に天皇を大殿おほとのの前に拝みたまふ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
文政九年丙戌へいじゆつ二月三日の條に、「二日、藤枝に至り、荷溪かけいまた雲嶺うんれいを問ふ、到島田問苾堂、壽阿彌爲客かくとなりこゝにあり、掛川仕立屋投宿」
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)