不興気ふきようげ)” の例文
旧字:不興氣
「僕は決して、決してそんな事。」と、小村は真赤な顔して不興気ふきようげに口を閉ぢた。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
するといつでも嘉吉は不興気ふきようげな顔になつて
煤煙の匂ひ (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)