“不分明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふぶんみょう62.5%
ふぶんみやう12.5%
ふぶんめい12.5%
ふふんめい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして袋戸ふくろどに張った新らしい銀の上に映る幾分かの緑が、ぼかしたように淡くかつ不分明ふぶんみょうに、ひとみを誘うので、なおさら運動の感覚を刺戟しげきした。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
御助け下されはゝ看病かんびやういたさせ度候とおくしたる形容けしきもなく申立れば是を聞れ其方が申ところ不分明ふぶんみやうなり伊勢屋方にて五百りやうぬすみ又金屋へも入りて種々しゆ/\ぬすみ女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
所持しよぢせし事故を糺されしに申口不分明ふぶんめい故町奉行所へ送りになり入牢申付られたり因て女房は大いにおどろき己病中なれども夫の罪のかるく濟やうにとて茅場町かやばちやう藥師やくし朝參あさまゐりを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)