三逕荒さんけいこう)” の例文
三逕荒さんけいこうに就き、松菊なお存するの姿にはなっていたけれど、これもきのうきょう開きならしたらしい旧径のあとは、人を奥へ導いて、この道必ずしも鳥跡ではないことがわかる。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)