“七堂伽藍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しちどうがらん83.3%
しちだうがらん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
興福寺の七堂伽藍しちどうがらんも、東大寺の仏殿楼塔も、早くからものの音をひそめて、しんしんと眠り入っているようである。人気ひとけはない。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
感応寺の「おみを」は十一代将軍の寵愛ちょうあいこうむって多くの子を生んだ。そのおかげで感応寺は七堂伽藍しちどうがらんを建て、大勢の奥女中を犯していた。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
奈良七重ななへ七堂伽藍しちだうがらん八重桜 同
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)