その後の相談で決まったのは「一谷双軍記いちのたにふたばぐんき」とそれに「本朝二十四孝」それへ「しばらく」と「関の戸」を加えすっかり通そうというのであった。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)