“一日目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちじつめ66.7%
いちにちめ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいていは若い男女なんにょである。一日目いちじつめに与次郎が、三四郎に向かって大成功と叫んだ。三四郎は二日目ふつかめの切符を持っていた。与次郎が広田先生を誘って行けと言う。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それが、幾何いくらでもゐる。大抵はわかい男女である。一日目いちじつめに与次郎が、三四郎に向つて大成功とさけんだ。三四郎は二日目ふつかめ切符きつぷを持つてゐた。与次郎が広田先生をさそつてけとふ。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
京都きやうといた一日目いちにちめは、夜汽車よぎしやつかれやら、荷物にもつ整理せいりやらで、徃來わうらい日影ひかげらずにらした。二日目ふつかめになつてやうや學校がくかうると、教師けうしはまだ出揃でそろつてゐなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)