不明)” の例文
先刻承り候不明此処ニて金特出候事と存候。其儀なれバ早々重役の者ニ申達、然ニ壱万金と申てハ正金ニ而ハ余程六ヶ敷ク、品ものニて御取被下候哉。
黒蝶のごとく、その不明を朦ろなるさ迷ひ
かの日の歌【五】 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
且又猶ヲ嫌疑の筋も在之候得バ、其まゝ御止置不明まゝ其筋御通書被下候よふ奉願候。然時ハ薩州人さし立テ御受取申、薩屋鋪ニ所置仕度、何卒よろしく奉願候。
哀れ『世』不明さま、夢かまぼろし
秋 なげかひ (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
風に泣く片葉不明貝にも似たり。
おびえ (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
しとしとと雨不明濡れて伏す。
かの日の歌【五】 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
陰鬱な空気 と不明
かの日の歌【五】 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
物の幾度不明不明葉に
哀詩数篇 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
写しいだした地獄不明か?
秋の小曲 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
空の自然不明レンズなら
秋の小曲 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)