“ライター”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
点火器66.7%
作家16.7%
點火器16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はフト思い付いたことがあって、衣嚢から点火器ライターを取出しました。阿修羅の顔を見ずに別れるということは、命にかけても忍びないことだったのです。
法悦クラブ (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
自分の机の側に椅子いすを勧めながらそこらにいる印度人たちに、「MRミスタ・タチバナ! K・三田谷サンターヤ商店の支配人マネージャー有名ポピュラー作家ライター!」
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
有名ポピュラー作家ライターとは驚いたが、外国人の中には得て自分の友達をこういう風に高く祭り上げて、暗に日本における自分の交際を誇示したがる人々がある。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
懐中電灯で探してみると、それはダンディ好みの點火器ライターだった。彼は手帛ハンカチをだして、それを拾いあげると、ポケットに収いこんだ。これも事件の謎をとく何かの材料かもしれない。
ネオン横丁殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)