“ボス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
親分28.6%
親方28.6%
大親分14.3%
店主14.3%
顔役14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがにこにこしながら自分の酒杯グラスひとつ持って私の食卓へ移ってきたのを見ると、私だって相当苦労を積んでるから三下バム親分ボスかくらいは一眼で識別出来る。
おそらくそれぞ日ならんと、 親方ボスもさびしく仰ぎけり。
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
実際に見た事のない異国人の愛国心であった。事実にあり得ないと考えていた白熱愛のあらわれであった。かくして以前もとのロッキー山下の禿鷲コンドル殺人請負ガンマン大親分ボス。今の米国の暗黒境王ギャングスター
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「然うさ。『宜しい。応援旗を持って行け』って、彼方の店主ボスは話が分っていらあ」
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
しかし、駆黴剤くばいざい浸染しみはかくしおおせぬ素姓をいう……、いまこの暗黒街をべる大顔役ボス二人が、折竹になに事を切りだすのだろう。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)