“ヒデヲ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ひでを
語句割合
英雄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「俺は此間うちからいろいろ自分のうちのことを考へてゐたんだ。親父のこと、阿母のこと、自分のこと、そして英雄ヒデヲのこと……」
父を売る子 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
祝し申し候 英雄ヒデヲの三歳の祝ひは忌服あけに延すなるべし。来る年の幸福を祈り喜びごと万づ祝ひのばさん。
秋・二日の話 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
英雄ヒデヲのやうか。」彼は気拙さうに笑つて、子供を抱きあげた。
父を売る子 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
「俺の名前の雄をとつて英雄ヒデヲとしようか? 男だつたら。」
父を売る子 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)